【猫学】暗視力のヒミツは「タペタム」にあり?猫の目のメカニズムを徹底解説

ねこ
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いつもありがとうございます。

猫の目には、私たち人間にはない特別な機能が備わっています。

その驚きの能力は、かつて自然界で生き抜くために進化してきたもの。

この記事では、猫の目が持つ「暗視力」「動体視力」「視野」「色覚」の特徴を徹底解説します。

なぜ暗闇で目が光るの?

赤いものが見えにくいって本当?

そんな疑問に、お答えしちゃいます!

本記事は「ねこ検定 公式ガイドブック 初級編」の内容を参考にしています

この記事はこんな方におすすめ
  • 猫の目が光る仕組みや暗視力に興味がある
  • 猫の動体視力や視野の広さについて詳しく知りたい
  • 猫の写真撮影時の注意点を知りたい
  • 猫の本能的な行動の理由を理解したい

この記事の著者
noenyaaan

猫下僕ブロガー

ねこも人も心地よく。当サイトでは、実体験をもとに厳選した猫グッズや暮らしのアイデアをご紹介します。シャムトラ歴11年の東京人。シャムトラの魅力をたくさんの人に知ってもらいたい!ねこ検定勉強中

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猫の目が持つ驚きの機能とは?

暗視力のヒミツは「タペタム」にあり

猫の目が暗闇でキラリと光るのは、網膜の裏側にある「タペタム」と呼ばれる反射板のおかげ。

タペタムが目に取り込んだ光を反射し増幅することで、暗闇で物を見る力を発揮しています。

薄暗い環境で獲物を決して見逃さない、暗闇のハンターとして進化した結果といえるでしょう。

近視気味だけど動体視力は抜群!

猫の視力は実はあまり良くなく、人間の約10分の1程度。

静止している物体を認識できる距離は、6~10メートルほどと言われています。

一方で、動体視力は非常に優れており、約50メートル先で動く獲物でもしっかり捉えることができます。

これは狩りをしてきた、猫の本能が影響していると考えられます。

人間より広い視野

両眼で捉えられる範囲は、人間とほぼ同じ約120度。

片目ずつの目で捉えられる「全体視野」は約280度で、人間の約200度より、かなり広いです。

赤色が苦手?

猫の色覚は人間よりも劣っており、特に赤や緑の判別が苦手

赤い物は、暗い黄色に見えるとされています。

網膜にある色を識別する視細胞の一種である錐状体の数が、人間よりずっと少ないため。

ただ、動きや明暗の違いに頼って狩りをするため、色の識別は猫にとって重要ではありません。

猫の目の能力と本能

猫の目の特性は、肉食動物として、自然界で獲物を捕らえるために進化してきたもの。

暗闇での暗視力、動くものを見逃さない動体視力、広い視野は、狩猟の名残り。

鳥や虫、素早く動くおもちゃに敏感に反応するのは、ハンターとしての本能が今も残っているからです。

猫写真撮影時に注意したいこと

猫の目は暗闇で光を取り込む能力が高いため、カメラのフラッシュ使用は避けましょう

強い光が、猫の目に負担をかけてしまう恐れがあります。

ノエル先生
ノエル先生

自然光や室内灯をうまく活用し、撮影するのがおすすめだぜ!

まとめ

今回は猫の目のメカニズムについて、詳しく解説しました。

猫の目には、私たちニンゲンとは異なる特徴があります。

  • 暗視力の秘密は「タペタム」にあり
  • 近視気味だけど動体視力は抜群!
  • 人間より広い視野
  • 赤色が苦手?

暗闇での狩りに特化した暗視力や動体視力、広い視野は、猫が自然界で優れたハンターだったことを示す証拠。

愛猫の行動を見て、「なんでこんな動きをするんだろう?」と思ったときは、この記事を思い出してください。

猫の目の秘密を知ることで猫の魅力がさらに深まり、日々の暮らしがもっと楽しくなるはず!

猫についてもっと詳しく学びたい方は、「ねこ検定 公式ガイドブック」もチェックしてみてください。

猫好きなら要チェック!猫学シリーズはこちら。

それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。

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