忙しさに追われ、時間貧乏になっていませんか…?
私自身、本業が忙しい日々が続き「時間貧乏」を実感していました。親知らずを抜歯した後、運動できない日々が続き、時間的余裕を感じにくくなっていたのも大きな要因でした。
そんなときに出会ったのが、キャシー・ホームズ著『人生が充実する時間のつかい方』。時間の使い方次第で幸福度が大きく変わることを、この本が教えてくれました。
今回は、実際に私が本書から得た学びを、忙しい毎日を過ごすあなたに向けてご紹介します。

いつも時間に追われる感覚を持ってしまっている人は要チェックだぜ?

- 毎日「忙しい」と感じているビジネスパーソン
- 家事・育児・仕事に追われる子育て世代
- 時間の使い方で幸福度が変わる理由を知りたい
- 通勤や家事の時間をもっと充実させたい
- スマホ依存から抜け出し、朝時間を有効活用したい
- 時間の長さより使い方が幸福度を決める理由
- 時間のクラフティングで週の幸福度を高める方法
- 移動時間・家事時間を幸福時間に変える具体策
- 朝のスマホオフ戦略の効果
- 親切を実践するだけで幸福度が上がる理由
幸せは時間の量ではなく使い方で決まる
本書では「可処分時間の長さ自体は幸福度と無関係であり、幸せは時間の使い方で決まる」と繰り返し語られています。
通勤や家事、仕事で時間が奪われていると感じる中でも、家族との会話や自然の中で過ごす時間は短くても幸福度を大きく高めます。時間がないから幸せになれないのではなく、時間の使い方を変えることが幸福度を上げる鍵だと気づかされました。
通勤時間を「苦痛」から「充実した時間」に変える

通勤時間は負担に感じる時間の代表例です。しかし、本書では「移動時間を楽しめる活動と抱き合わせる」ことが推奨されています。
私自身、以前は通勤が苦痛でしたが、次のようにと捉えるようにしたことで通勤時間がそれほど苦ではなくなりました。
- 駅までの移動は運動時間
- 電車の中は学びの時間 (Voicyを聴く、読書をする、など)
通勤バッグをWEXLEY JACOBを変えてから、気軽にKindle Paperwhiteや本を持ち歩けるようになりました。
親切を実践すると幸福度が上がる
時間がなくなると、余裕がなくなり、人への親切も後回しになりがちです。しかし本書では「親切を実践すると時間不足感が和らぎ、幸福感が高まる」と書かれています。
私自身、電車で席を譲るなどの小さな親切をしただけで、その後の時間が「いい時間だった」と感じられることが増えました。
スマホをしまうだけで生まれる「神時間」

スマホが近くにあると、ついSNSや動画をチェックしてしまい、時間を浪費してしまいがち。
私も同じでしたが、朝起きてからスマホの電源をオフにし、1時間の「電話禁止ゾーン」を設けてみました。朝時間の集中力が上がり、一日の満足度が大きく変わったと実感できました。

このことは「神時間力」(星渉先生著)にも書かれていました。
家事時間を幸せな時間に置き換える

家事に追われる時間は幸福度を下げる要因になりがち。本書では家事を外注することで幸福度が上がると説かれています。
我が家ではロボット掃除機、ドラム式洗濯機、食洗機を導入し、家事の時間を大幅に短縮。浮いた時間を家族との会話やブログ執筆などに使えるようになり、時間の価値を改めて感じました。
時間のクラフティングで幸福度を最大化する

特に印象に残ったのは「時間のクラフティング」という考え方です。モザイクアートを作るように理想の1週間を設計し、自分が幸福を感じる活動の時間を優先して確保すること。
また、本書では「快楽順応」についても触れられています。
快楽順応とは、どれだけうれしいことがあっても時間が経つと慣れてしまい、以前ほど喜びを感じられなくなる現象。この性質があるからこそ、せっかくの楽しい時間も、同じことの繰り返しだけでは幸福感が薄れてしまいます。
だからこそ時間のクラフティングで、毎週の過ごし方にバラエティを持たせることが大切だと説かれていました。

好き・大切なことを週の中に適度に散らし、楽しみにできる時間を作ること。時にはあえてルーティンから離れること。こうした工夫で快楽順応を防ぎ、毎日の中で小さな幸せを感じられる時間が増やせます。
忙しい人ほど試してほしい時間の使い方 5選

私は、次の5つを試すことで、忙しい毎日でも幸福度を高められることを本書から学びました。
- 時間の長さではなく使い方が幸福度を決める
- 親切を実践するだけで幸福度が上がる
- 通勤時間を楽しめる時間に変える
- 幸福時間を週全体で分散させる
- 家事を時短・外注化して大切な時間を増やす
「人生が充実する」時間のつかい方の評判
評判
★★★★★ 4.2/5.0 (Amazon)
ポジティブな口コミ例
- 時間に対する考え方が根本から変わった
- 内容もおもしろく、共感・納得しながら読み進められた
- 実践すると今までより有意義な時間を過ごせた気持ちになれる
- 行動科学や心理学の研究に基づいていながら、読みやすく実践的な内容
- 翻訳本だけど読みやすい
ネガティブな口コミ
- 内容は妥当だが、新しい知見はなかった
- 同じことが違う表現で何度も書かれているように感じた
まとめ:時間を賢く使うことは幸福度への投資
本書『人生が充実する時間のつかい方』は「時間が足りない」と感じているビジネスパーソンや子育て世代にこそおすすめしたい一冊。時間を賢く使うことは、自分自身の幸福度を高める投資です。
週末の時間に「どんな時間が自分を幸福にするのか」「どんな時間を増やしたいのか」を考えることから始めてみてはいかがでしょうか?まずは本書をぜひ手に取ってみてください。
それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。
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