いつもありがとうございます。
FIRE(*)というライフスタイルは、経済的自由を得て早期リタイアを目指すこと。
(*) Financial Independence, Retire Early
私自身もFIREに関心があり、毎月積み立て投資も行っています。
今回、「1万回生きたネコが教えてくれた 幸せなFIRE」を読んで、FIREは単なるゴールではなく、その後の生き方にフォーカスすることが大切だと気付かされました。
今回は、本の内容と私自身の体験を織り交ぜながらご紹介します!
はじめに
本書に登場するネコの小鉄には、次の2つの力があります。
この特別な力を駆使し、主人公である智也さんにFIRE成功者/失敗者のリアルを追体験させてくれます。
1万回生きたネコが教えてくれた 幸せなFIRE」を読んだ感じたこと
投資だけではFIREできない?
FIREを目指すために欠かせない「投資」ですが、それだけでFIREは達成できません。
私もNISAで毎月積み立て投資していますが、本書が指摘するように投資のみでのFIRE達成は難しいと感じます。
2023年3月に立ち上げたnoenyaaanblogも、FIREに近づくための手段のひとつとなっています。
noenyaanblogは、著者ヒトデさんの「hitodeblog」を参考に始めたんだぜ!
今では、投資とブログの両輪で経済的自由を目指しています。
「リボ大(リボ払い絶対ダメ大学)」というパロディは、個人的にツボでした!
仕事を頑張らずFIREするには?
「極端な節約」「ギャンブル的な投機」での事例が紹介されています。
が、これらは私にとって現実的ではなく、特に金銭的に大きなリスクは取りたくありません。
ただ、節約とは「価値観の優先順位付け」であるということには納得感あり。
私の場合、猫用品には惜しみなくお金を使いますが、その他の部分ではできる限り節約を心がけています。
noenyaaanblogでも、私が実際に使って「いい!」と思ったアイテムのみ紹介しています。
FIREの現実解は「仕事」
正直に言うと、私もこの本を読むまで「仕事」に対してネガティブなイメージの方が勝っていました。
FIREを目指す理由も、「仕事から解放されたい」という思いが第一でしたし。
しかし、本書に「FIRE達成の現実解は仕事を頑張ること」ということを学び、考え方が変わることに。
実際にnoenyaaanblogの運営を通じて実感しているのは、やはり「楽に稼ぐ方法は存在しない」という現実です。
「仕事でリスクを取る」=「うまくいくかわからないことをやってみる」ことで、成長・成功が得られるという考えには共感しかありません。
そもそもFIREは必要か?
衝撃を受けたのは、FIREを達成した多くの人々が、結局数年後に再び仕事を始めるという事実。
「仕事は社会とつながり、誰かの役に立つもの」と本書は説いていますが、確かにそれは私自身にも当てはまりそうと感じました。
仮に私がFIREを達成できたとしても、結局何かしらの形で仕事を続けることになりそうです。
FIREは目的ではなく、幸せに生きるための手段だぜ!
本当にやりたい仕事を考える
この本で私が最も強く共感したポイントのひとつは、「FIRE後に自主的にやりたい仕事を今からやる」というメッセージ。
私にとって「自主的にやりたい仕事」とは、noenyaaanblogでの情報発信です。
猫が好きで、自分が本当に良いと思った商品を紹介することは、誰に言われるでもなく夢中で行動のひとつ。
これこそが、私の「自主的にやりたい仕事」と実感しました。ますます、ブログ更新頑張ります(笑)
まとめ
「1万回生きたネコが教えてくれた 幸せなFIRE」は、FIREを目指す人にとって現実的な視点とともに、どうやって人生を豊かにするかの示唆を与えてくれる、素晴らしい1冊です。
FIREの成功例・失敗例が示されていることで、具体的にイメージしやすかったです。
読了して気付きましたが、本書のストーリーは「夢をかなえるゾウ」シリーズに近いものを感じました。
主人公が成長していくプロセスや、ユーモアを交えながら深いメッセージを伝える手法は、両作品に共通しています。
私自身も、本書を通じてFIREの先にある「やりたい仕事」に焦点を当て、今できることに取り組んでいきます!
本書は、FIREを目指す方だけでなく、仕事やライフスタイルに悩んでいる方にもぜひ読んでほしい1冊です。
物語としての完成度も高く、最後には感動して泣いてしまうほど心に響く内容でした!
それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。
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