長時間のPC作業で、肩や首の疲れが気になる。作業環境を整えたいと思いながらも、今のキーボードは「まだ使えるし打鍵感もいいから…」と後回しにしてきました。
分割キーボードには以前から興味がありましたが、自作はハードルが高そう。本当に生活が変わるのかも分からず、正直なところ半信半疑でした。
この記事では、無線分割キーボード「Cornix LP」を導入して、作業や生活がどう変わったのかを中心にまとめます。スペック解説は最低限に留め、よかった点もデメリットも、数字も含めて正直に書きます。
- 分割キーボードに興味はあるが導入を迷っている
- 肩や姿勢への負担を減らしたい
- ロープロファイルキーボードが好き
- Lofree Flow Liteの打鍵感が合っていた
- 外出先に気軽にキーボードを持ち運びたい
- Cornix LP導入後に起きたリアルな変化
- 数字では測れないベネフィット
- 慣れるまでの現実と将来の見通し
結論から言うと、Cornix LPは「作業効率を即座に上げるキーボード」ではありません。作業に向かう姿勢と気分を整え、生活全体のQOLを底上げしてくれるアイテムでした。
この記事でお伝えしたい「体感できた変化」を、まずは図でまとめます。

Cornix LPを導入して感じたこと【結論】
結論から言うと、Cornix LPは作業効率を即座に上げるキーボードではありません。先に変わったのは姿勢と、作業に向かうときの気分でした。
- 肩や手首が楽になり、長時間作業の負担が減った
- 作業前の気持ちが整い、机に向かいやすくなった
- 即効性はないが、長く付き合える手応えがある
例えるならば、トップスピード重視の短距離走選手ではなく、フォームを整えながら長距離を走るマラソン選手といったところでしょうか。
Cornix LPの基本スペックと使い勝手
分割ロープロファイル・40%配列という前提
Cornix LPは完成品として購入できる分割ロープロファイルキーボード。40%配列で左右が完全に分離しており、レイヤー操作が前提になります。
数字列がない点は、購入前に必ず理解しておく必要があります。
Bluetoothは最大3台まで切り替え可能
Bluetoothは最大3台まで登録でき、接続先デバイスを切り替えて使用可能。私は実際に、次のように使い分けています。
- 接続先1 : 自宅PC
- 接続先2 : iPad Air
- 接続先3 : 会社ノートPC
USB接続にも対応しているため、デスクでも外出先でも、困る場面はほとんどありません。

ケーブル必須にならない点は、想像以上にストレスが少ないと感じました。
サイズ感と重さは「持ち運びに現実的な範囲」
分割キーボードというと大きく感じるかもしれませんが、実際はかなりコンパクトです。やや重さはありますが、持ち運びを躊躇するほどではありません。




愛用しているAer Day Sling 3 Maxにも収まるサイズ感なので、気軽に持ち運ぶことができます。
Cornix LPを含む外出作業装備が気軽に持ち運びたいなら、Aer Day Sling 3 Maxがおすすめ。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。
Lofree Flow LiteからCornix LPに乗り換えて感じた違和感の少なさ
これまで使っていたのは「Lofree Flow Lite」でした。ロープロファイルらしい軽やかな打鍵感が気に入っていたため、乗り換え時の違和感を心配していました。

Cornix LPを実際に使って感じた、Lofree Flow Liteとの共通点は次の通り。
- キーストロークが浅め
- 指を滑らせるように打てる
- 長時間でも指が疲れにくい
正直、最初の数分で「これはいけるな」と感じました。Lofree Flow Liteのようなロープロファイルが体に合っている人であれば、打鍵感でつまずくことは少ないと思います。
Cornix LP導入により作業環境はどう変わったか?
Cornix LPを導入して、デスク全体の使い方そのものが変わったと感じています。
分割キーボードは「肩が開く」だけがメリットと思われがちですが、実際は机の中心を取り戻せる点がかなり大きいと感じました。また、iPad Airと組み合わせることで外出先の作業環境も快適になりました。
デスク中央を有効活用できるようになった
Cornix LPは左右が完全に分かれるため、デスク中央に自然な余白が生まれます。この変化は想像以上に大きく、作業スタイルそのものに影響しました。
これまでキーボードが占領していた中央スペースを、別の用途に使えるようになります。
- ノートやメモ帳を正面に置ける
- 手書きメモとキーボード作業を自然に行き来できる
- デスク上の「作業の中心」が体の正面に戻る
実際には、メモ用紙やノートをキーボードの間に置き、考えながら書く、確認したらすぐ入力する、という流れが作りやすくなりました。

画面・キーボード・メモが一直線に並ぶことで、視線や体の動きが最小限になります。この配置は、作業効率というより、思考の流れを止めにくくする効果があると感じています。
iPad Airでの外出先作業がアップグレード
もうひとつ大きなメリットと感じているのが、Cornix LPを導入したことで外出先作業がかなり快適になったこと。
Cornix LP + iPad Air + MOFTダイナミックフォリオの3点セットがあれば、カフェやシェアラウンジでもブログ執筆作業が捗ります。

iPad Airの「書く」「描く」をもっと快適にしたい方は、MOFTダイナミックフォリオの記事もチェックしてみてください。
Cornix LP使用後の姿勢・疲れ方・テンティングの変化
分割キーボードで姿勢がどう変わったか
左右に分かれたキーボードを肩幅に合わせて配置できるため、肩を内側にすぼめる必要がなくなりました。その結果、自然と胸が開いた姿勢で作業できるようになります。


実際に感じた姿勢に関する変化は次の通りです。
- 肩が自然に開く
- 猫背や巻き肩になりにくい
- 肘を無理に内側へ寄せなくていい
長時間作業後の肩や首の重さは、確実に軽くなったと感じています。もともと私は巻き肩気味なので、Cornix LPを使うことで改善していくことを期待しています。
疲れ方が変わったと感じたポイント
Cornix LPは、タイピングスピードを即座に上げるキーボードではありません。その代わり、疲れ方が変わったように感じています。
具体的には、次のような変化がありました。
- 手首に不自然な角度がかからない
- 肩がすくみにくい
- 休憩したくなるまでの時間が伸びた
派手ではありませんが、静かに効いてくる改善。長時間作業する人ほど、差を感じやすいと思います。
Cornix LP テンティング角度の考え方と12度にしている理由
Cornix LPは、テンティング角度を段階的に調整できます。角度によって、手首や肩の楽さがはっきり変わります。
使ってみた印象を整理すると、次の通りです。
- 6度:ほぼフラットで違和感が少ない
- 12度:自然さと楽さのバランスが良い
- 18度以上:効果は高いが慣れが必要

私は12度で様子見中。フラットより確実に楽で、無理なく体が受け入れてくれる中間点だと感じているからです。




その日の気分や作業内容に合わせて調整できる余白がある点も、Cornix LPの魅力です。
Cornix LP 慣れるまでの現実と今の実力
実体験 – 寿司打で「P」が効かなくなり焦った話
寿司打で練習していたとき、突然「P」キーが反応しなくなりました。何度押しても入力されず、正直かなり焦りました。
「まさか壊れたのか…?」と不安になりましたが、キースイッチを一度外して付け直したところ、問題なく復活。結果的には接触不良だった可能性が高いです。
完成品とはいえ、量産キーボードよりは「道具感」が強い。この点を理解して付き合えるかどうかは、人を選ぶポイントだと思います。
今のタイピング実力とこれからの伸び代
現時点での指標として、寿司打の高級コースで13,160円でした。これがCornix LPに移行して約1週間の限界です。

現状を整理すると、次のような段階にあります。
- 配列とレイヤー操作に頭を使っている
- スピードより正確さを優先している
- フォームを作っている途中
キー配列が完全に体に馴染めば、これまでと同等、もしくはそれ以上を狙える感覚はあります。今はその土台を作っているところ。つまり打って打って、打ちまくるのみ!
Cornix LPのキーマップはカスタマイズして使える
Cornix LPのキーマップは、Vialというソフトで自分好みにカスタマイズできます。

キーマップ情報はCornix LP側に保存されているため、接続先のデバイスすべてで同じキーマップで入力できるぜ!
参考:私のキーマップ
なるべく従来キーボード感覚を大きく崩さない保守的な設定です。レイヤーごとに大きく次のような役割を持たせています。
- レイヤー1 … アルファベット
- レイヤー2 … 数字
- レイヤー3 … 記号
- レイヤー4 … それ以外





ロータリーエンコーダー(真ん中のダイヤル)が活用できてなかったり、改善の余地が多々ありそうです。
また、Cornix HubにはCornixユーザーのさまざまなキーマップが共有されているので、参考になると思います。
Cornix LPのメリット・デメリット
ここまでの内容を、メリット・デメリットで整理します。
メリット
- 肩が自然に開き、姿勢が整いやすい
- 手首の角度を自分好みに調整できる
- デスク中央に余白ができ、ノートやメモが使いやすい
- Bluetoothで最大3台まで切り替えでき、運用がラク
- Aer Day Sling 3 Maxに収まり、外作業へ持ち出しやすい
- アルミボディの質感がよく、所有欲が満たされる
- Vialでキーマップを自分好みにでき、同じ設定を持ち運べる
デメリット
- 慣れるまでタイピングが遅くなりやすい
- 40%配列のため、レイヤー操作に慣れが必要
- 量産キーボードより“道具感”があり、接触不良などの切り分けが必要な場合がある
- 人によってはテンティングが合わず、角度調整に時間がかかる
- 価格が高い(ただし無線分割キーボードとしては安い)
- 会社PCでは使えない可能性がある
まとめ|Cornix LPが向いている人

Cornix LPは、キーボードを替えるというより、作業環境そのものを育てていくアイテム。即効性はありませんが、姿勢・疲れ方・気分が確実に変わります。
特に次のような人には、自信を持っておすすめします。
- 姿勢や疲れ方を改善したい
- ロープロファイルが体に合っている
- 長期視点で作業環境を整えたい
正直に言うと、購入前は果たして使いこなせるのか?という不安も大きかったです。しかし今では、Cornix LPを購入して後悔はありません。
長く付き合える作業環境を作りたい方は、分割キーボードCornix LPを選択肢のひとつとしてチェックしてみてください。

執筆時点では予約販売は行われていませんが、そう遠くないうちに第4弾予約販売があることが予想されます。気になる方はチェックしてみてください。
それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。





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