ポケモンカードを集めていると、「このイラスト、なんだか気になる」と手が止まることはありませんか? 私もストレージ漁りを続けるうちに、カード左下の「Illus.」を見るようになりました。
最近特に惹かれているのが、カンダシンジ(Shinji Kanda)さんの作品。ギラティナVやコイキングなど有名なカードだけでなく、低レアリティのカードにも独特の世界観があります。
実際、私はカンダシンジさんが描いたナマズンを、ミラー違いも含めて見つけるたびに集めています。
- カンダシンジさんのポケカ作品を知りたい
- ポケカをイラストで集めてみたい
- ギラティナV以外の作品も見てみたい
- イラストレーターごとの違いを楽しみたい
- カンダシンジさんのイラストの特徴
- ブーバーやギラティナVなど代表作の制作背景
- アナログ素材も取り入れる独特な制作技法
- イラストレーターでポケカを集める楽しさ

カードを「誰が描いたか」で見ると、ポケカのコレクションがさらに面白くなるぜ!
結論からいうと、カンダシンジさんの魅力は「ポケモンへの忠実さ」と「背景に広がるカオスな世界観」の両立にあります。今回は、Penや公式インタビューの内容と、私が実物カードを見て感じた魅力を合わせて紹介します。
カンダシンジさんのポケカは背景まで見たくなる
カンダシンジさんのカードで最初に目を引くのは、背景まで細かく描き込まれた圧倒的な情報量です。ポケモンだけを見るというより、カード一枚をひとつの作品として眺めたくなります。
私自身、その独特な表現に現代アートのような芸術性を感じています。現在いちばん気に入っているのはヤドランです。

本人が得意と語る「カオスな世界観」が作品の核
Pen 2026年7月号では、カンダシンジさん自身が「カオスな世界観」を得意としていると語っています。一方で、ポケモンそのものは公式デザインに忠実に描くことを大切にしているそうです。
自分らしさはポケモンを崩すのではなく、背景や周囲の世界観で表現する。だからこそ、ポケモンカードとして違和感がないのに、一目でカンダシンジさんらしさを感じるのだと思います。
ゲームでポケモンを理解してから描いている
制作姿勢でも印象的なのが、対象のポケモンを理解するためにゲームを実際にプレイされるということ。ゲーム内で一緒に旅をしながら、生態や動きを観察してイメージを膨らませると紹介されています。
資料だけを見て描くのではなく、そのポケモンがいる世界を体験してから描く。背景まで含めて「そのポケモンが存在する世界」に見える理由のひとつなのかもしれません。
また、「どのポケモンにも必ずファンがいる」という意識で制作している点も印象に残りました。
ブーバーからギラティナVまで制作技法の変化も面白い
ポケカデビュー作はブーバー
カンダシンジさんが初めて手掛けたポケモンカードはブーバーです。Pen Onlineによると、白いプラスチック板に色鉛筆で描き、熱で縮めて発色を強くする方法で制作されています。
背景に緑を入れて、炎タイプの赤を際立たせる意図もあったそうです。現在のデジタル作品から入った人ほど、初期のアナログな制作方法は新鮮に感じます。

初めて手掛けた伝説のポケモンはファイヤー
初めて担当した伝説のポケモンはファイヤー 007/030です。デビュー作から代表作だけを見るのではなく、節目のカードを追うと作家としての変化も楽しめます。

レアコイルの電撃はアルミホイルを使ったコラージュ
制作方法で特に驚いたのがレアコイルです。電撃エフェクトには、くしゃくしゃにしたアルミホイルをスキャンしてコラージュした素材が使われています。
デジタルだけで完結させず、現実の素材を取り込んで独特の質感を作る。私が感じる「現代アートっぽさ」は、こうした素材の使い方にもつながっているのかもしれません。

初めてのフルサイズイラストがギラティナV
代表作として知られるギラティナVは、カンダシンジさんが初めて手掛けたフルサイズイラストです。「やぶれたせかい」と、自身が得意とするカオスな世界観との相性がよかったと語っています。
画面いっぱいに広がる複雑な世界は、カンダシンジさんの作家性が強く出た一枚だと感じます。まだ持っていませんが、いつか手元でじっくり眺めたいカードです。
30周年ではピカチュウ034/103のイラストを担当
拡張パック「30th CELEBRATION」では、ピカチュウ034/103のイラストをカンダシンジさんが担当しています。

034/103は「30th CELEBRATION」内でのカード番号です。カード右下には18/30と表記されており、30種類あるピカチュウの中で18番目にあたります。
背景までびっしりと描き込まれた情報量は、まさにカンダシンジさんらしい一枚です。ピカチュウを中心に置きながら、その周囲には色彩豊かな世界が広がっています。
私は現在3枚所持しています。30周年という節目に、30種類のピカチュウの一枚をカンダシンジさんが担当しているのも、コレクションしたくなるポイントです。
ガラルファイヤーARは感情まで設計して描かれている

ポケモンカード公式のインタビューでは、ガラルファイヤーARの制作意図も語られています。青空とガラルファイヤーの強い色彩を対比させ、単純な格好よさだけではない感情を狙った作品です。
近寄りがたさや、少しゾワッとする感覚まで生み出すため、ポーズや視線の流れも意図して設計されています。
カンダシンジさんの作品は、単に「細かく描く」だけではありません。色、構図、背景まで使って、見る側の感情まで設計されています。
低レアリティのカードも集めたくなる
カンダシンジさんの作品を集める面白さは、ギラティナVやコイキングのような有名カードだけではありません。私はストレージでも、カード左下の「Illus. Shinji Kanda」を探しています。
特にナマズンはお気に入りで、ミラーを見つけるとすでに持っていても回収しています。数十円のカードでも、好きなイラストレーターが描いているだけでコレクション対象になります。


推しポケではなかったカードまで欲しくなる。イラストレーター収集の面白いところです。
ストレージ漁りの楽しみ方や探し方は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
今後集めたいカンダシンジさんのカード
まだ持っていない作品の中で、特に欲しいのは次の3枚のカードです。
- ギラティナV SA
- コイキング AR
- オドリドリex SAR
中でもコイキングは、30周年で復刻されたバージョンを手に入れたいと思っています。高額カードだけを追わず、ストレージで出会える低レアリティも含めて少しずつ集めていくつもりです。
参考資料
まとめ:カード左下の「Illus.」を見るとポケカがもっと面白くなる

カンダシンジさんの作品には、ポケモンそのものへの忠実さと、背景に広がる独特な世界観があります。
- ポケモン自体は公式デザインに忠実に描く
- 背景には「カオスな世界観」を広げる
- アナログ素材の感覚をデジタル制作にも取り込む
- 色や構図まで使って見る側の感情を設計する

私には、ポケモンを描いた絵というより、そのポケモンが存在する世界そのものを描いているように感じます。
好きなカードを見つけたら、次は左下の「Illus.」も確認してみてください。同じイラストレーターのカードを追うと、新しいコレクションの楽しみ方が見つかるかもしれません。
それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。





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