Appleから発表された「iPhone 16e」。iPhone SE(第3世代)の実質的な後継機でありながら、iPhone 14と同じサイズ感・デザインになり、価格も99,800円〜と上昇しました。
今回は、iPhone 15ユーザーの視点から、iPhone 16eのメリット・デメリットを解説し、買い替えを検討する価値があるのかを考えていきます。

iPhone 16eの予約注文は2月21日午後10時から。そして2月28日発売だぜ!
- iPhone 15ユーザーで、iPhone 16eに興味がある
- iPhone 16eのメリット・デメリットを知りたい
- iPhone SEシリーズの後継モデルを待っていた
- iPhone 16eを買うべきか迷っている
iPhone 16eの進化ポイント

まずはiPhone 16eがどんな進化を遂げたのかを整理します。
- ホームボタン廃止 & Face ID搭載
iPhone X以降と同じ操作 - 6.1インチ有機ELディスプレイ
4.7インチLCDから大型化 - バッテリー持続時間が大幅向上
動画再生26時間 - 最新チップ「A18」搭載 & Apple Intelligence対応アクションボタン搭載
ショートカット割当 & AI機能活用 - カメラが4800万画素
- ナイトモード対応USB-C端子採用
Lightning端子の廃止 - 防水性能がIP68に向上
水深6m耐久 - 衛星通信による緊急通報サービス対応
確かに、iPhone SE(第3世代)からは大きな進化を遂げています。特に、USB-C対応やApple Intelligenceへの対応は大きなポイントです。
iPhone 15ユーザー目線で感じるメリット
実際にiPhone 15を使っている私の視点から、iPhone 16eの良い点をピックアップすると、次の3点が挙げられます。
USB-C端子の採用

iPhone 15シリーズからUSB-Cに移行したことで、充電環境がかなり便利になりました。16eもUSB-Cを採用しているので、最新のiPhoneと統一されているのは◎。
家で使ったり、持ち運んだりするケーブルが減るのはとても便利!
モノトーン2色展開が潔い

iPhone 16eは、ブラック・ホワイトの2色のみの展開。カラーバリエーションを絞ったことで、デザインの統一感が強まり、洗練された印象があります。モノトーン最強説を信じる(私のような)人にはうれしいポイント。
Apple Intelligence対応
iPhone 16eは最新チップ「A18」を搭載しており、Appleの生成AI「Apple Intelligence」が利用可能。これはiPhone 15(無印)にはない機能で、AIを活用したアシスタント機能が使えるのは魅力的です。
iPhone 15(無印)はApple Intelligence非対応なのでうらやましい!ちなみに、Apple Intelligenceは4月初旬に日本語に対応予定です。
iPhone 15ユーザー目線で感じるデメリット
しかし、iPhone 16eには「惜しい!」と感じる点もあります。
小型モデルの良さが消えた
iPhone SEシリーズには「コンパクトなサイズ感を求める層」が一定数います。しかし、iPhone 16eはiPhone 14と同じ6.1インチに大型化。小型スマホの需要を無視した設計になってしまったのは残念です。

小型モデル好きの私としては、今でもiPhone miniシリーズに魅力を感じます
価格が99,800円で割高感あり
iPhone SE(第3世代)の価格(6万円台)と比べると、約3万円の値上げ。しかも、iPhone 16(124,800円)との差は25,000円。この価格なら、iPhone 16を買ったほうが良いのでは…?とも感じます。
2年間使用するとして、1日あたり差額34円ほどでiPhone 16を使用できることになります。
MagSafe非対応
iPhone 15ではMagSafe対応アクセサリー(充電器・カードケース・スタンドなど)が便利に使えますが、iPhone 16eはMagSafe非対応。これは普段使いに大きく影響するデメリットです。


ただし、ケースとの組み合わせによっては、ほぼMagSafe的な使用ができるかもしれません。
iPhone 16e/16/15 比較
iPhone 16e | iPhone 16 | iPhone 15 | |
---|---|---|---|
画面サイズ | 6.1インチ | 6.1インチ | 6.1インチ |
ディスプレイ | Super Retina XDR | Super Retina XDR | Super Retina XDR |
背面素材 | ガラス + アルミニウム | カラーインフューズドガラス + アルミニウム | カラーインフューズドガラス + アルミニウム |
ボタン | アクションボタン | アクションボタン | 着信/消音スイッチ |
Apple Intelligence | 対応 | 対応 | 非対応 |
プロセッサ | A18チップ | A18チップ | A16 Bionic |
カメラ | 48MP 広角 (2倍光学ズーム) | 48MP + 12MP 超広角 | 48MP + 12MP 超広角 |
ポートレート機能 | 被写界深度コントロール | 次世代ポートレート | 次世代ポートレート |
ビデオ録画 | 4Kドルビービジョン対応 | 4Kドルビービジョン + 空間ビデオ | 4Kドルビービジョン |
Dynamic Island | 非搭載 | 搭載 | 搭載 |
バッテリー | 最大26時間のビデオ再生 | 最大22時間のビデオ再生 | 最大20時間のビデオ再生 |
充電ポート | USB-C (USB 2) | USB-C (USB 2) | USB-C (USB 2) |
MagSafe | 非対応 | 対応 (最大15W) | 対応 (最大15W) |
防水性能 | IP68 (水深6m / 30分) | IP68 (水深6m / 30分) | IP68 (水深6m / 30分) |
価格 (税込) | 99,800円~ | 124,800円~ | 112,800円~ |
まとめ:iPhone 16eはiPhone 15ユーザー向けではない
今回は、iPhone 15ユーザーの視点から、iPhone 16eのメリット・デメリットを解説しました。
iPhone 16eは、SEシリーズの系譜を受け継ぎつつも、実際には「iPhone 14ベースの廉価モデル」という印象。iPhone 15ユーザーが乗り換えるべきか?と言われると、個人的には 「ナシ」 です。
- コンパクトさが失われた(小型スマホ好きには向かない)
- 99,800円なら、あと25,000円出してiPhone 16を買う方が満足度が高い
- MagSafe非対応が地味に不便
逆に、「今までiPhone SE(第2・3世代)を使っていたが、そろそろ買い替えたい」 という人にとっては、性能・バッテリー・カメラなどが大幅進化しているため、検討する価値はアリでしょう。
特に、Apple Intelligenceを試してみたい という方にとっては面白い選択肢になるかもしれません。あなたにとってiPhone 16eは買いか?それとも様子見か? ぜひ検討してみてください!
それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。
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