2025年3月14日に公開されたアニメーション映画「Flow」。アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、公開前から多くの注目を集めていました。
実際に鑑賞して感じたのは、猫好きにとってたまらない映画ということ。この記事では、映画の基本情報や事前の評判、そして猫好き目線での感想をまとめています。

ネタバレはしていないので、安心して読み進めてくださいだぜ!
- 猫が好き (リアルな猫の仕草を堪能したい)
- 動物のリアルな動きをじっくり楽しみたい
- 言葉なしで物語が伝わるアニメを体験したい\
- 美しい映像美に浸りたい
「Flow」ってどんな映画?
- 公開日:2025年3月14日
- 上映時間:85分
- 制作国:ラトビア・フランス・ベルギー合作
- 配給:ファインフィルムズ
- 監督・脚本・音楽:ギンツ・ジルバロディス
- ジャンル:SF・冒険・ドラマ
あらすじ
大洪水に包まれた世界で、一匹の猫が仲間たちと旅をする物語。セリフが一切なく、映像と音のみでストーリーが展開されるのが特徴です。
公開前からの高評価と注目度

「Flow」は、公開前から世界中のアニメファンや映画評論家の間で話題になっていました。
- アヌシー国際アニメ映画祭で4冠
- アカデミー賞長編アニメーション賞受賞
- ギレルモ・デル・トロ監督、細田守監督など著名クリエイターが絶賛
さらに、映画.comの注目作品ランキングで12位、Movie Walkerの「みたい」登録者数は2,626人、平均評価は4.1 / 5点と、期待値の高さがうかがえます。
猫好き目線での鑑賞レビュー|リアルな猫の動きに感動

実際に映画を観て、猫好きとして「これは観るべき」と思ったポイントをご紹介します!
猫の動きが驚くほどリアル

「Flow」に登場する猫の仕草が、本物そのものです。
- ボニャールの仕草
- 毛づくろいの細かい動き
- 狭い場所をくぐるしなやかさ
- 毛玉を吐くシーンまで再現
どれも、猫と暮らしている人なら「わかる」と頷いてしまうほどリアル。監督のギンツ・ジルバロディス氏が動物の動きを徹底的に研究したからこそ、実現したものと感じました。
猫だけじゃない、犬やカピバラの動きもリアル

猫以外にも、犬やカピバラなどの動物が登場しますが、彼らの動きも本当にリアルです。特に犬のキャラクターは、少しおとぼけた感じが絶妙で、思わず笑ってしまう場面もあります。
セリフなしでも伝わるストーリー

「Flow」には一切のセリフがありません。しかし、動物たちの表情や仕草、音楽と映像の力だけで物語が伝わってきます。
観ているうちに、動物たちのやりとりが脳内で自然と言葉に変換されていく感覚が面白いです。猫のツンとした態度や、犬の無邪気な動きが、ちゃんとキャラクターの個性として伝わってきます。
圧倒的な映像美と音響

「Flow」はアート作品としても素晴らしい仕上がりでした。
- 水の質感や光の反射が美しい
- 色彩や陰影の使い方が幻想的
- 音響がリアルで、まるでその世界にいるような没入感
エンドロールの短さからも、小規模なチームでここまでのクオリティを実現していることが伝わります。
ちょっと気になるポイント
ストーリーを映像と音で感じ取ることになるため、「説明的なストーリー展開が好きな人」には少し物足りなく感じるかもしれません。
また、洪水がテーマのため、水害のトラウマがある方は注意が必要です。
まとめ : Flowは映画館でこそ観るべき一本!
「Flow」は、猫の動きをここまでリアルに描いたアニメーション映画は他にないと言えるレベルの作品です。映像美や音響も素晴らしく、まさに映画館でこそ観るべき一本でした。
セリフのない映画ならではの「想像する楽しさ」を味わえるのも魅力のひとつです。「Flow」の世界に浸りたい方は、ぜひ劇場で体験してみてください。

私は「TOHOシネマズ 新宿」で鑑賞しました!

それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。
コメント