いつもありがとうございます。
いざというときのためにペット保険に入った方がいいのかな…?
愛猫が大切だからこそ、ペット保険に入るべきかどうか悩みますよね。
飼い主ならペット保険に入るのが当然!
ペット保険に入っておけば、治療費の心配がいらない!
はたして本当にそうでしょうか?
私も過去に悩んだ1人ですが、現在はペット保険には入らず貯金で備えた方がよいと考えています。
今回は、「私がペット保険に加入しない4つの理由」をご紹介します。
※あくまで私が加入しない理由の紹介であって、ペット保険を全否定するわけではありません。
ペット保険の必要可否を判断できるきっかけになったらうれしいぜ!
猫にかかる治療費はどのぐらい?
治療費の目安(平均)
日本獣医師会の調査によると、1か月あたりの治療費の平均は7,000円程度です。
あくまで平均値なので、もっと治療費がかかるケースもあります。(もちろんもっとかからない場合も)
期間 | 治療費 |
1か月 | 6,991円 |
1年 | 83,892円 |
15年 | 1,258,380円 |
猫には公的保険がない
人間にあって猫にないもの、それは公的保険です。
猫がケガや病気になった場合、基本的には飼い主が治療費を全額負担することになります。
この負担を軽減するため、民間のペット保険が存在します。
私がペット保険に入らない4つの理由
貯金で備えている
いざというときの治療費を貯金で備えているので、ペット保険には加入していません。
そもそも私が保険に入る目的は──
言い換えれば、「発生確率は低いけど、起きてしまったら莫大な損失がある」ケースを保険で備えます。
この考え方は、自分(人間)に対しても例外ではなく、私自身も医療保険やがん保険には入っていません。
保険に関する基本的な考え方は、この本から学びました。おすすめです。
全額補償されないことが多い
治療費を全額補償してくれるペット保険は少ないです。
ペット保険の補償内容はたいてい治療費の50~70%。つまり30~50%は自己負担になります。
保険料+自己負担分を考えると、貯金で備えた方が良いケースもあります。
後述の「ペット保険 vs 貯金のシミュレーション」を見てみてくださいだぜ!
毎年更新できるとは限らない
多くのペット保険は終身保険ではなく、1年契約になっていることが多いです。
猫の健康状態によっては、契約更新できないケースも考えられます。
ペット保険に加入される場合は、契約更新の条件をきちんと理解しておきましょう。
補償対象外の病気やケガがある
次の症例は、ペット保険の補償対象外になっていることが多いです。
保険会社によって補償内容が異なるため、詳細は各社HPなどでご確認ください。
ペット保険 vs 貯金のシミュレーション
0歳から飼っている猫が、3歳のときに150,000円かかる治療が発生したケースを考えてみます。
ペット保険に加入していた場合
必要金額の合計は153,000円です。
項目 | 金額 | |
保険料 | 108,000円 | 3,000円×12か月×3年 |
自己負担額 | 45,000円 | 150,000円×30% |
合計 | 153,000円 |
貯金で備えた場合
必要金額の合計は150,000円です。
項目 | 金額 | |
自己負担額 | 150,000円 | |
合計 | 150,000円 |
シミュレーション結果
ペット保険に加入しても、貯金で備えていても、ほとんど変わらない金額になりました。
この結果からも、私個人の見解としては貯金で備えるのがベターです。
もし病気やケガがなければ、貯金ならお金が手元に残りますが、保険の場合は何も残りませんし。
まとめ
今回は、「私がペット保険に加入しない4つの理由」をご紹介しました。
あらためて次の4つの理由によって、私はペット保険に加入していません。
当たり前ですが、保険に入っているからといって病気やケガが必ず治るというワケではありませんよね。
もちろんペット保険に入っていたからこそ、助かったケースもあると思うぜ。
補償内容をしっかり理解しないまま、「お守り」として加入するのはおすすめできません。
現在加入されている方も、本当に必要かを再考するきっかけにしていただければ。
それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。
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