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日本にしかいない特別な野生猫、「ツシマヤマネコ」をご存じですか?
この記事では、ツシマヤマネコの生態や絶滅危機の背景に迫りながら、誰もが参加できる保護活動についても解説します。
かわいいだけじゃない、その生き様にきっと心を動かされるはず!
ぜひ最後まで読み進めてみてくださいだぜ!
日本固有の希少な野生猫「ツシマヤマネコ」とは?
ツシマヤマネコは、対馬にのみ生息する非常に希少な野生猫で、1971年には国の天然記念物に指定されました。
その生息数は、推定90~110頭と少なく、日本でもっとも絶滅の恐れが高い哺乳類のひとつです。
ツシマヤマネコは、ベンガルヤマネコの亜種と考えられており、極東アジアのアムールヤマネコとも近縁です。
対馬では、「とらやま」や「田ねこ」と親しみを込めて呼ばれているそうです。
絶滅危惧のレッドリストについて
IUCN(国際自然保護連合) | 環境省 | ||
---|---|---|---|
EX | 地球からの絶滅 | 絶滅 | 絶滅 |
EW | 野生下での絶滅 | 野生絶滅 | 野生絶滅 |
CR | 極めて絶滅に近い | 深刻な危機 | 絶滅危惧IA類 |
EN | 絶滅に近い | 危機 | 絶滅危惧IB類 |
VU | 存続が危ぶまれる | 危急 | 絶滅危惧II類 |
NT | 絶滅危惧種に近い | 準絶滅危惧 | 準絶滅危惧種 |
LC | 現状は低懸念 | 低懸念 | × |
絶滅リスクは、表の上に行くほど高いです。
ツシマヤマネコは「絶滅危惧IA類」に分類されています。
日本の野生猫は、「イリオモテヤマネコ」と「ツシマヤマネコ」の2種のみ!
ツシマヤマネコの特徴
ツシマヤマネコは、小型の体格が特徴。
オレサマの方が大きいぜ?(6kg)
ツシマヤマネコは、次のような外見的な特徴を持っています。
夜明けや夕暮れ時に活発になるため、その姿を直接目にするのは、なかなか難しいかもしれません。
ツシマヤマネコが絶滅危機の原因
ツシマヤマネコが絶滅の危機に瀕している理由は、大きく以下の2つです。
生息環境の変化
対馬では、林業や農業に従事する人々の高齢化と後継者不足により、里山が荒廃。
これにより、ツシマヤマネコや餌となる小動物の生息環境が悪化しています。
交通事故
自動車の普及と道路網の拡大により、交通事故が増加。
これも、ツシマヤマネコの個体数減少の大きな要因となっています。
ツシマヤマネコの保護活動
ツシマヤマネコを保護するために、さまざまな活動が進められています。
そのひとつが、「佐護ツシマヤマネコ米」の生産。
このお米は、減農薬で耕作され、ヤマネコの餌となる虫や小動物が生息しやすい環境を保っています。
2013年には9haだった耕作面積が、2015年には13haに増加するなど、対馬全体で保護意識が高まっています。
このような取り組みを支援することが、ツシマヤマネコの未来を守る鍵となるはず!
私は、那須どうぶつ王国で購入しましたが、下記ネットショップなどでも購入できます。
まとめ
今回は、日本固有の希少な野生猫「ツシマヤマネコ」について、詳しくご紹介しました。
ツシマヤマネコは、私たち人間と共存するために生きているわけではありません。
しかし、その存在が私たちの環境や文化を豊かにしてくれていることは間違いないでしょう。
本記事を通じて、ツシマヤマネコの現状を知り、少しでも彼らの未来のために行動を起こしてみませんか?
それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。
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