【猫学】猫との暮らしを守る!『ねこ防災』から学ぶ備えのポイントとは?

ねこ
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いつもありがとうございます。

「猫」と「防災」について、じっくり考えたことはありますか?

ねこ防災』は、猫を飼う人のための防災対策を具体的に教えてくれる一冊です。

この本を読んで、私も新しい発見がたくさんありました!

今回は、本書から学んだポイントや、実際に生活に取り入れてみた感想をお伝えします。

この記事はこんな方におすすめ
  • 猫の防災対策を考えたい
  • 在宅避難を現実的に考えたい
  • 防災用品のローリングストックを始めたい
  • 猫に必要な特別な備えを知りたい
  • 自分の防災対策を見直したい

この記事の著者
noenyaaan

猫下僕ブロガー

ねこも人も心地よく。当サイトでは、実体験をもとに厳選した猫グッズや暮らしのアイデアをご紹介します。シャムトラ歴11年の東京人。シャムトラの魅力をたくさんの人に知ってもらいたい!ねこ検定勉強中

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「在宅避難(ひにゃん)」という選択肢

本書を読んで一番印象に残ったのは、「在宅避難(ひにゃん)」の考え方。

これまで私は、避難所に避難することを前提に考えていました。

しかし、避難所の課題や猫の習性を踏まえると、自宅で安全に過ごすことが猫にも飼い主にも最善の選択となる場合が多いです。

在宅避難のポイント

在宅避難のポイントは、次の3つです。

  • 家が倒壊の恐れがないこと
  • 十分な備蓄があること
  • 情報収集手段が整っていること

在宅避難が猫にとってよい選択となる理由

ノエル先生
ノエル先生

よい選択となる理由は、主に次の3つだぜ!

  • 縄張りを守れる
    慣れた環境を離れることは、猫にとって大きなストレス
  • 避難所の現状
    多くの避難所では、ペットとの「同室避難」不可
  • 人間にとっても過酷な避難所生活
    避難所の多くはエアコン設備のない体育館などで、環境的にも厳しい
    慣れない場所での不特定多数の人との生活は、体調不良や精神的負担を引き起こしやすい

避難所に頼らない現実的な理由

避難所の収容人数自体が非常に限られているためです。

例えば東京都の場合、人口約1,410万人に対し、避難所の収容可能人数は約320万人。(全体のわずか23%)

さらに、ペット連れでの避難となると、受け入れ可能な避難所はごくわずか。

2024年1月の能登半島地震でも、ペット受け入れ可能な避難所は限られていたそうです。

仮に受け入れてもらえても「同室避難」が認められるとは限らず、猫と離れ離れになる可能性もあります。

同伴避難」と「同室避難」

ノエル先生
ノエル先生

言葉は似ているけど、次のような違いがあるぜ!

項目同伴避難同室避難
飼い主とペットの場所別々(近くても専用スペースが分かれる)同じ部屋で過ごす
ストレスペットも飼い主もストレス大ストレス少
対応している避難所多い非常に少ない

備えは普段から!ローリングストック術

ねこ防災』では、普段使いアイテムを防災用品として兼用する「ローリングストック」の重要性が語られています。

我が家はトイレットペーパーやティッシュペーパーをふるさと納税でストックしており、これをローリングストックに活用する作戦を立てています。

賞味期限が近い食品や、使い切るタイミングがわかりやすい日用品なら、日常生活に溶け込ませやすいのが魅力。

また、キャットフードもローリングストックで管理し、常に1~3か月分確保しておくのが理想です。

特別な非常食を用意する必要はない。普段から食べ慣れたものを切らさないことが大事」と強調されています。

ノエル先生
ノエル先生

おやつも備蓄しておくとGOODだぜ!

我が家の備えを見直してみる

ねこ防災』を読んで、自宅の防災用品をチェックしたところ、次の3つの気付きがありました。

意外と遠い給水所

最寄りの給水所を調べてみたところ、なんと徒歩30分は掛かる場所でした…

「もしものとき」の移動を想定しておくことの重要性を実感。

情報を事前にインプットできたことで、いざというときに迷わず行動できる準備が整いました!

足りないものあり

我が家は、キャンプ用に準備したポータブル電源があります。

準備ばっちり!かと思いきや、充電用のソーラーパネルを持っていませんでした

本書を読んで、停電時の電力確保が課題とわかったので、ソーラーパネルを手に入れたいところです。

ノエル先生
ノエル先生

大規模な災害時は、いつ電気が復活するかわからないぜ…

猫用品は専用で準備が必要

除菌シートやウェットティッシュは、猫用にはアルコール不使用が必要です。

猫はアルコールを分解できず、アルコール入りのものを使用するのはとても危険なため。

猫のストレス軽減も防災の一環

猫は環境の変化に敏感。非常時にはストレスで体調を崩すことがあります。

本書では、キャリーケースに慣れさせておくことや、猫がリラックスできるアイテム(お気に入りのおやつや普段使いの毛布など)を備える大切さが紹介されています。

特に印象的だったのが、「癒し」の重要性について。

災害時は精神的な負担が大きくなりますが、そんなときだからこそ猫の存在が心の支えになります。

逆に、私たちも猫が安心できる環境を提供することで、お互いのストレスを軽減できます

防災グッズを上手に取り入れる

『ねこ防災』では、便利な防災グッズも数多く紹介されています。

次に紹介するものは、特に猫のいる家庭におすすめアイテムです。

  • ウォーターバッグ
    猫と自分の水を運ぶのに便利
  • キャリーケース
    連結可能で、インテリアにも馴染むデザインを選ぶと使い勝手が良い
  • 除菌シート (アルコール不使用)
    猫が触れる場所の掃除に
  • 耐熱グローブ
    避難時に調理や暖房器具を安全に扱うために必要

実践して感じたこと

防災の準備を進めていくと、猫との生活がより安心感のあるものになります

ねこ防災』を読んで、単なる「備え」ではなく、日常に役立つアイデアとして楽しみながら取り組むことが大切と感じました。

猫との暮らしを守る防災は、決して難しいことではありません。

普段から少しずつ準備を重ね、いざというときに備えるプロセス自体が、猫との暮らしをより豊かにしてくれるはず!

まとめ

今回は、『ねこ防災』から学んだポイントや、実際に生活に取り入れてみた感想をご紹介しました。

本書は、猫のいる家庭にとって、防災をより身近で現実的なものにしてくれる一冊でした。

私がすぐに実践したいことは、次の2つです!

  • ポータブル電源用のソーラーパネルの購入
  • ローリングストックを活用した備蓄管理

この本を参考に、みなさんもぜひ、猫との安心安全な暮らしを考えてみてはいかがでしょうか

ノエル先生
ノエル先生

さあ、今日からはじめましょうだぜ!

猫好きさんは要チェック!「猫学シリーズ完全ガイド」はこちらです。

それでは今回はここまで。少しでもお役に立てたらうれしいです。

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